歴史紀行 10 ① 法隆寺 西院

南大門
五重塔
大講堂
金堂
金堂、五重塔 遠景
聖霊院


世界遺産  法隆寺 西院
奈良県 生駒郡 斑鳩町 山内

大和平野を見下ろす生駒山地の東麓に広がる斑鳩の里に飛鳥時代の仏教文化を残す世界最古の木造建築伽藍が法隆寺です。

法隆寺は西暦601年 推古天皇9年 、用明天皇の皇子 聖徳太子(厩戸皇子)が、寺の造立を願いながら果たせず亡くなった父 用明天皇のために造立を発願し、6年余りの歳月をかけて完成させました。

法隆寺は大きく西院と東院に区別でき、西院は五重塔や金堂が特徴的です。




南大門
法隆寺 寺領の拡大に伴い中門の前にあったものを現在の場所に移築させました。



五重塔
五重塔は初層の軒から五層の軒までが緩やかに広がり美しく見えます。心柱の下の心礎には釈迦の遺骨が納められています。

大講堂
平安時代に再建されたもので、五重塔と金堂を包み込むように中門 、回廊と繋がっています。

金堂
数多くの仏像が納められている金堂は最古の建築物です。

聖霊院
聖徳太子の信仰が高まり、鎌倉時代に造立されたもので、内部には太子の尊像が厨子に納められています。

0コメント

  • 1000 / 1000

日本歴史紀行

全国の歴史史跡を巡る紀行ブログ