歴史紀行 16 世界文化遺産 羽衣の松、 三保の松原、 神の道、御保神社

世界文化遺産
羽衣の松、三保の松原、神の道、御保神社
静岡県静岡市清水区三保

羽衣の松
三保の松原
神の道
御保神社



世界文化遺産にも登録された羽衣の松、三保の松原、神の道、御保神社

羽衣の松  天女伝説
天女が舞い降りたという伝説の羽衣の松は…。
むかし
三保村に住む漁師 伯梁が松の枝にかかっていた美しい羽衣を見つけ、持ち帰ろうとすると、美しい女性が現れて、私は天女で、それは私の天人の羽衣ですから返して下さいと訴えますが、伯梁は証拠に天女の舞いを見せることを条件にします。
天女は羽衣の舞いを披露し、羽衣を返してもらい天に帰っていきました。

三保の松原は、天女伝説となる羽衣の松の中心に位置し、天気の良い条件下に遠く富士山が望める景勝地です。

神の道は、羽衣の松から御保神社をつなぐ参道として両脇に老松が並び、羽衣の松から行われる神迎えの神事、筒粥祭は、天から舞い降りた神がこの道を通ったとされたことから再現されています。 

御保神社は創建年代は不明ですが、付近の遺跡から奈良時代の通貨、和同開珎(わどうかいちん)が発見され、漁業、航海の神として信仰され、また、平安時代の書物には既に名前が記載されていることから奈良時代頃に創建された古社であると思われます。





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