歴史紀行 19 三輪山 平等寺

三輪山 平等寺
奈良県桜井市三輪

平等寺は西暦581年 敏達天皇10年、聖徳太子が賊徒退治を誓い大神神社に祈願した折に、十一面観音を刻んで寺を建立し、大三輪寺と称したのが始まりです。

以来、永遠の平和を祈願する霊場として崇敬されますが、その後 衰退し、鎌倉時代に慶円上人が中心となり再興し、大伽藍を有する大神神社の奥の院として栄え、三輪山 平等寺と名を改めました。

西暦1600年 慶長5年 関ヶ原の戦いで敗れた西軍の島津義弘と僅かな主従が逃げ込み、約70日間滞在して傷を癒して帰国しました。


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